ピスト

休みはこの前組み立てた自転車で色々走り回った。
この自転車はピストと呼ばれ一時ニュースで話題になった。
後輪がペダルと直結しててペダルの廻し方でスピード調整が出来るので
ブレーキを外して乗るのが流行り、お笑いタレントなんかも捕まったりしたね。
確かにブレーキを使わなくても普通に走れて止まれます。(原理は一輪車や三輪車と一緒です)
その分軽く出来るし、見た目もシンプルに出来るんだけども
急ブレーキは出来ない。当然事故も増えた。
でも何でピストが流行ったんだろう?と言うのがピストに興味を
持ったきっかけ。
ニューヨークなどのメッセンジャーから日本に入ってきたんだけど
それまでに日本のメッセンジャーはMTBからロードバイクに進化してきて
機材は充実してたはずなのに なぜシングルギヤのピストに逆行したのか。
壊れにくいとか、カッコがいいからとか、安いからとか色々説はあるけど、
実は楽しいのでは?
競輪のバンクも実際に見たことあるけど あのバンクをシングルギヤで登れるのか?
それからバンクを下って最高速を出せるのか?
ネットで検索してみると ピストに乗った事がない人がピストの短所だけを語っていて
本質の部分をわかってないんだよな。
たまたま友人に「ピストに乗ってみたいんだよね。」と言うと使ってないフレームあるよあげる。と返事が返ってきた。
それからこつこつと部品を買ったりもらったり(笑
半年ぐらいかかったね。気が長いね。
実際に乗ってみると、軽いなぁ。(重量8.72㎏) ギヤ比チョイ重め(3.42)なんだけど
ホィールを軽く仕上げたので相殺されたみたい。低速から高速まで幅が広くなった。
もちろんブレーキもつけたよ。ブレーキを掛けると止まるし普通の自転車と一緒だよね。
走ってる時静か風の音しかしない。ペダルを漕ぐとぐんぐんスピードが乗るし足の力を抜けば
そのまま巡航も楽に出来る。上り坂も後輪が回るのでペダルが一緒に回りアシストしてくれて、
重いギヤ比の割りにグイグイ登ってくれる。
走り回った結果、乗ってて楽しい。の一言でした。
なんでネットではピストに批判的な人が多いのだろうか?

コニカ現場監督28WB